All-on-4(オールオンフォー)とは

ポルトガルのパウロ=マロ(Dr.Paulo Malo)が開発し提唱しているインプラント治療法

パウロ=マロはAll-on-4コンセプトに基づいた
MALO CLINIC (MALO CLINIC HEALTH GROUP) を
ポルトガルやブラジルなど世界5ヶ国に展開している。

無歯顎のケースでCTやパノラマレントゲン上で臼歯部にインプラントを埋入できる十分な骨量がなく、従来の方法であると骨移植が必要となる場合でも上顎なら上顎洞-上顎洞間、下顎ならオトガイ孔-オトガイ孔間の比較的骨量の豊富な部位にインプラントを後方部には傾斜埋入、前方部に通常埋入を行い4本のインプラントで咬合を作り上げ、手術当日にプロビショナル(仮歯)を装着する治療方法。

一日で噛める事があるが、それは仮の人工歯であって、最終的な人工歯完成には数ヶ月を要するのは他のインプラント治療と同じである。

~(中略)~

All-on-4手術によりインプラント治療の適応がかなり広がった。インプラントの本数が少なくなるばかりでなく、骨移植やサイナスリフト(骨移植)をしないで済むので、結果的に手術侵襲や治療費を下げる事につながっている。

Wikipediaより抜粋

  1. Nobel Biocare社のインプラントを使用※1
  2. 4本のインプラント体でリハビリテーションを行う
  3. インプラント体の臼歯部への埋入を避ける
  4. 後方のインプラント体は45°(30~45°)傾斜させ、2本埋入する
  5. 規格化された外科用ガイドプレート(All-on-4ガイド)を使用する(現在はNobel Guide)
  6. 必要であればカンチレバーを付与するが、原則として設けない
  7. 即時荷重を行う
  8. プロビジョナルレストレーションは低コストのアクリルブリッジとする
  9. フラップレスの術式もある

出典「日本人のための最新All-on-4マニュアル」中村社綱・細川隆司 編著

といっても、何のことかわかりませんよね。要するに、All-on-4とは24時間以内に4本のインプラントで全部の歯をブリッジでつくる治療法です。なので、「後日仮歯の装着」や、「NobelBiocare社」以外のインプラントを使っての治療は正式なAll-on-4 とは言いません。※1
しかし、世の中には正統派All-on-4 とは程遠い「ナンちゃってAll-on-4」も出回っているのは事実です。では何故「ナンちゃってAll-on-4」が世に出てきたのでしょうか?私(サイト運営者)なりに分析してみました。

  • ・即時埋入即時負荷の知識と経験がない。
  • ・24時間以内に仮のブリッジ(仮歯)を作れる設備、技工士、そのスキルがない。
  • ・上顎洞や下顎のオトガイ孔を避ける傾斜埋入の経験がない。
  • ・ガイド手術の経験がない。

つまり、十分な知識も経験もない、一部の人たちがブームだからといって、All-on-4を正しく認識していないまま世に広げたのも事実です。そして正しいAll-on-4と呼べるのは「NobelBiocare社」のインプラントを使った、発案者であるDr.PauloMalo(パウロマロ)のプロトコルに基づいた術式だけを指します。

※1 同じようなシステムで、ストローマンはプロアーチ、スリーアイはDIEM2と呼びます。

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