オールオン4の流れ

初回

レントゲン、噛み合わせ、型採り、血液検査など

2回目

検査報告と手術の詳細説明
※術前に歯周治療やむし歯治療が必要な方は手術前に行います。

3回目

・手術当日
遠方の方は、前日よりお泊まり頂きます。
又、近くの駅まで車でお迎えにあがります。
9:00 お口の清掃、消毒
10:00 静脈内鎮静、インプラント手術
11:30 噛み合わせ採得
※術後リカバリー室でお休みいただきます。
~15:00 仮歯装着
歯並びや噛み合わせを確認します。
~16:00 試食
リンゴやせんべい、
柔らかいお肉などを試食していただきます。

4回目

仮歯装着後、本歯まで3〜6ヶ月間
※数回通院
万能型ナビゲーションシステム

Imvision

インプラント治療の歴史

当院はImvision®を導入しております。Imvision®は、従来のガイドとは全く異なる、テンプレートを用いない全く新しいナビゲーションシステムです。 Imvision®オペレーションシステムを紹介する前に、まずインプラント治療の歴史をおさらいしてみましょう。 インプラント治療の歴史は、すなわちIT機器の進化の歴史でもあります。大まかに次のような変遷をたどってます。

1990年代・・・レントゲン写真(平面地図のようなもの)
2000年代・・・CTの普及(3Dの立体地図、ジオラマのようなもの)
2010年代・・・ガイド手術(道案内の無いGPSだけのようなもの)
2020年代・・・ナビゲーションシステム(GPSによる半自動運転装置?)

に例えられるかもしれません。

Imvision®とは

Imvision®は、患者さまへの負担が少なくなるように、として開発された先進的なオペレーションシステムです。 センサー部・操作部・リアル情報モニター、プランニング用モニターで構成されており、操作部にはドリルや超音波切削器などを取り付けた反射板で構成され、それを赤外線ステレオカメラで読み取り、コンピューターが高速情報処理してドリル等の先端の位置を正確に立体表示します。 つまり手術室の中にGPS人工衛星があるような感じです。 術者は実際のドリルの先端が、骨内のどこにあるのかが映し出された3次元立体画像を見ながら、ドリリングや骨移植を行います。そのため、神経管や血管の損傷を防ぐことが出来ます。

Imvision®の特徴(他社システムと比較)

  • インプラントのメーカーを問わないので、長さ・太さは任意のサイズのドリルが使用できる。
  • ドリルだけでなくPIEZO®(超音波切削器)や通常の親知らず抜歯に使用する切断バーも対応している。
  • ザイゴマインプラントにも使えるので、安全安心なザイゴマの治療を提供できる。
  • 遠隔で情報を共有できるので、第3者からアドバイスを受ける事が可能。
  • 操作をリアルタイムで立体画像共有できるので、教育にも使える。
当院の「Imvision®」は、インプラントのみならず、骨移植や抜歯、歯周外科へも臨床応用しております。 今後は、このような先端IT機器がないと、インプラント手術のコンセンサスを得る事が難しくなってくる時代になっていくと思います。 当院では、皆様に安心安全なインプラント治療を提供するために、最も進化したオペ―レーションシステムを導入しております。